【いますぐできる、花粉症対策10箇条】
1.「晴れた日の外出にはマスクを!」
もちろん、何の症状も出ていない内はマスクの着用は不要ですが、少しでも鼻がむずむずし出したら、それは花粉症発症のサインかもしれません。それ以上悪化させないように、晴れた日の外出には花粉症専用の使い捨てのマスクを着用しましょう。
2.「幹線道路のそばを歩くときにもマスク着用を!」
花粉症の発症には、花粉ばかりではなくディーゼル車の煤塵も関与しているといわれています。東京ではディーゼル車の排気ガス規制が敷かれ、以前と比べると煤塵の飛散は少なくなりました。花粉症の表の原因が花粉そのものであるとすると、裏の原因に挙げられているのがディーゼルエンジンの排気ガス(DEP)に含まれる微粒子です。DEPは、Diesel
Exhaust Particlesの略で、ディーゼルエンジンの不完全燃焼によって出てきますが、これが体内に入ると、通常の3〜4倍もの抗体が生み出され、花粉に敏感に反応するようになってしまうという報告があります。ディーゼル排ガスは、花粉症だけでなく、気管支炎、ゼンソク、肺ガン等の増加に関わっているとされています。また、DEP粒子の大きさは2マイクロメーターといわれていますが、それよりもさらに小さな粒子、SPM(浮遊粒子状物質=Suspended
Particulate Matter)と呼ばれるものの中には、0.01マイクロメーターという極小のものまであり、これは肺の細胞まですり抜けて血管の中にまで入り込んでしまうものもあります。DEPと花粉症の因果関係が科学的に証明されているかどうかは別にして、DEPは吸い込まないに限る、ということです。花粉症の時期だけでも、幹線道路を歩くときには一般家庭用マスクではなく高性能マスクを着用するようにしましょう。
3.「コンタクトレンズの人はこの時期だけ眼鏡に」
コンタクトレンズは花粉症の人には、あまり相性がいいとはいえません。レンズ自体が刺激になり、点眼や洗眼の邪魔になるので、かゆみなどの症状が出ている人はこの時期だけでも眼鏡に変えましょう。
4.「外出時の服装はなるべくつるつるのものを!」
これは外出時の注意点ですが、実は部屋の中に花粉を持ち込まないために重要なポイントです。コートや上着は起毛したものではなく、なるべくつるつるした綿や化学繊維のものを選びます。さらに、帰宅したら玄関の前で、上着やコートをはたいて、付着した花粉を落とすようにします。これによって、家の中への花粉侵入を最小限にすることができます。また、来客にもお願いして、玄関前でのパタパタをしてもらいましょう。
5.「部屋の換気は朝早くと夕方に」
晴れた日に部屋の空気を入れ換えるのは気持ちのいいものですが、この時期だけは禁物です。部屋の空気を入れ換えるのは、花粉の飛んでいない朝早くか、夕方以降にしましょう。部屋の中の空気を清澄に保つためには、空気清浄機や空気清浄機能のあるエアコンを利用しましょう。
6.「洗濯物や布団を干す際には」
洗濯物を外で干すのは禁物と言われていましたが、実際にはそれほど多くの花粉が付着することはない、という実験結果も出ています。しかし、風の強い日に外で洗濯物を干した際には、しっかりほこりをはたいてから取り込むようにしましょう。また、乾燥機などがある場合は、そちらを利用する方が賢明といえます。また、布団も外で干した際にはしっかりほこりをはたいてから取り込むようにしましょう。
7.「掃除には細心の注意を」
花粉症の時期の掃除はぞうきんがけが基本。排気が出るタイプの掃除機を使う場合は、排気をなるべく外に出す工夫をしてください。絨毯張りの部屋がある場合には、掃除機がけは避けられません。思い切って、排気の出ないタイプの掃除機、あるいは排気のきれいな掃除機への買い換えを考慮した方がいいかもしれません。
8.「外出から帰ったら、洗顔、洗眼、手洗い、うがい」
顔に付着した花粉も大敵です。家に帰ってきたら、まずは洗顔と手洗い。目に少しでもかゆみのある人は、目も洗うようにしましょう。仕上げはうがい。まずは、口の中だけでくちゅくちゅして、最後はのどのうがい。時節柄、インフルエンザ対策にも有効です。
9.「外出時の注意」
不要不急の外出は避ける、といった注意をする人もいますが、なかなか実現できるものではありません。ただ、旅行に行く際にはなるべくスギ、ヒノキの多い地方を避けた方がいいのは言うまでもありません。また、ゴルフなども、この時期は我慢した方が賢明です。また、外出時でもくしゃみが出るなどの症状が出始めたら、なるべく屋内に避難することも有効です。
10.「花粉飛散情報をこまめにチェック」
飛散量の多い日には、午後の外出をなるべく控える、外出時にはマスクを着用する、服装にも気を付けるなどの努力が必要です。
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